こんなところでこんな感じの日々です
Hei!2回目の更新!全てが新しいことなので書きたいことがたくさんです。
家族と学校のことを今日は書きます。
家族の話
わたしはいまインターン先の学校の先生のお家でホームステイさせてもらっています。
お父さん(isa)とお母さん(äiti)と2匹の犬と一緒に暮らしています。2人には4人の子どもと2人の天使すぎる孫がいます。子ども4人のうち1人は日本語がペラペラ!和菓子職人になりたいんだって。みんな一緒に住んでないけど近くに住んでいるのでよく会うし、週1回はみんなでご飯を食べるような仲良し家族です。
äitiはホストでもあり彼女のクラスに参加しているためほとんどの時間を一緒に過ごしています。お家帰ってからも毎日一緒に森に1時間くらい犬の散歩に行っています。最初はいつも真顔な印象だったんだけど、最近ジョークや笑顔もたくさん見られるようになってほっとしています。着いてから知ったんだけどäitiはなんとイギリス人!だから基本的に家族の会話はいつも英語なんです。びっくり!最初はわたしに気を使って英語で話しているのかと思ってたけどそれがナチュラルらしいです。子ども同士やisaと話すときはフィンランド語が聞こえます。全然わかんないけどおもしろい!そして当たり前に言語がswitchしてます。知らない英単語かと思ったら実はフィンランド語だったってことしばしばあります。
Isaはエンジニア。そして趣味はビール作り🍻試飲させてもらったけどとても美味しかった!
キッチンが家に2つあって、地下のはビール工場みたいです。あまりたくさん話すタイプではないけど、毎日今日はどうだった?って気にかけてくれています。ちなみに始めに2人にäitiとisaって呼んでいいか聞いたらすごい驚いた顔されて、でもäitiはいいよって言ってくれました。けどisaには名前で呼んでって言われたので名前で呼んでいます笑 フィンランド語をちょっとでも言うとニコってしてくれるのが本当にうれしい!
2人の作る日々のご飯は美味しすぎて幸せです。わたしも週2回はご飯当番なんだけど、日本から持ってきた醤油の万能さをこちらにきて実感しました笑 洋風なものしかなくても醤油いれるだけで本当に味が締まる。これから海外行く方絶対持って行くことをお勧めします!笑
学校の話
学校はインターナショナルスクール。その名の通り本当にインターナショナルです。クラスのほとんどは片親がフィンランド人ではないらしい。先生もインドの人やアジア系の人までいろいろです。インターナショナルスクールなので当然のことながらフィンランド語のクラス以外は英語が使われています。今は小1のクラスにメインでいるので全然英語わかんないってことはほとんどないです笑 でもフィンランド語のクラスになった途端、生徒たちもばーーーっとフィンランド語にswitchしています。
わたしのポジションはアシスタントティーチャー。何をやっているかと言うと、授業中にわからない問題がある生徒がいたらその子に教えてあげたり、テキストの丸つけや音読テストをしたりしています。
毎朝まだ外は真っ暗な6時に起きて薄っすら明るくなり始める7時過ぎにäitiの車で学校に向かいます。1日のタイムスケジュールはこんな感じ。
8:15-9:00 1限
9:00-9:45 2限
9:45-10:15 休み時間
10:15-11:00 3限
11:00-11:40 ランチ/休み時間
11:40-12:25 4限
12:25-13:10 5限
日本だと先生は朝まず職員室に集まって、授業終わってからも職員室に戻ってって感じだけどここに来てから職員室にはまだ一度も行ってません。基本的に先生たちも朝自分のクラスに直行して授業終わったら生徒と同じタイミングで帰るって感じです。そして1日2回ある休み時間はどちらも外で生徒たちは遊ばなければいけないルール。みんな本当に毎日元気に雪の中遊んでます。毎日雪の中にいるのに飽きないのかなって思うくらい楽しそうです。ちなみに校庭には天然のアイスリンクもあって授業でスケートの時間もあります。さすが雪国、みんなマイスケートシューズを持っているんだよね〜
面白いなって現時点で感じることがいろいろ。
1.少人数のクラス
わたしが今メインでいるクラスは26人。これフィンランド的にはすごく大人数らしいです。大体26人で一緒に授業を受けるんだけど、1日に1回はクラスが半分に分かれてやる授業があります。主にフィンランド語や算数のクラス。フィンランド語は2つの教室に分かれて同時にやるけど、算数は1限はAグループの授業で5限はBグループの授業をやるって感じ。つまり先生は同じ授業を2回やるってことです。13人で授業ってすごいよね。その分ひとりひとりの質問に答えられたり、様子をしっかり見ることが出来ます。
2.とにかく本を読む
クラスの棚にはめちゃくちゃ沢山の本が並んでいます。それを生徒たちはたぶん毎日1冊は持ち帰って読んでくる。そして学校でも音読のテストが1人ずつ個別である。これすごいなって思ったのは、全員同じものを読んでいるわけではないってこと。それぞれのレベルに合った本をそれぞれのペースに合わせて読む。しかもひとりひとり個別で聞くから、あ今この子はこれがわからないんだっていうことをしっかりと把握することができます。カリキュラムに合わせてではなく個人に合わせてって感じ、さすがだな〜
stage1-11まであって各stageで10種類ずつくらいあります。教室の棚上は本がたくさん!学校で読むのとは別におうちで読む用の本コーナーもあります。
3.先生同士のコミュニケーションが多い
とにかく先生同士よく話します。月に1回みんなでスコーンとかフルーツとか持ち寄って、子どもたちが来るまで先生同士で朝ごはんを食べる日もあります。そこでは学校と関係ない話から生徒のことまでいろんなことを話しながら楽しく過ごします。先生同士のコミュニケーションが密だと、なにが大変なのかとかも理解し合えるからフォローしやすいのかな。
4.可愛いミスがたくさん
インターに通うくらいなのでみんな当然英語はペラペラです。たまに彼らが何を言ってるのかよく聞き取れないくらい速く喋ったりするくらいです。でも音読テストをしていると、何度も口にしているだろうThank youとかcouldn'tという文字が読めなかったりして1年生ってこんな感じか〜と可愛い発見も多くて楽しいです。あと6とか7が鏡文字になっていたり。
はじめてのフィンランドの学校、新しいことだらけで本当に面白いです。これからもどんな発見があるのか楽しみ!!
そういえばブログのタイトルのriisipiirakka。これは何かと言うとフィンランドで有名なパイの名前なんです。
ドリアがパイに包まれてる感じでHyvää mäkoinen!初めて食べたフィンランド名物で、今のところ一番好きな食べ物なのでタイトルにしました笑 riisi=rice, piirakka=pie。なんか似てるよね!
こんなところで、またね!!もいもい!